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 管理部長 三橋 敬子


2006年、済衆館病院は新しい建物に生まれ変わりました。北名古屋市の中核を担う病院として、新たな第一歩を踏み出したところです。

私が看護部長に就任して、はや6年が経過しました。その間、たくさんの方々に助けていただきながら今日に至ったことをとても感謝しています。しかし、一番の私の喜びは、一緒に働く看護師の方々が、それぞれの役割を理解・意識し成長することができたことにあります。

世の中が豊かになり、国民の生活水準は上がりました。健康への関心も高まり、単なる「長生き」や「延命」だけでは満足できない時代になってきています。そんな中で「建物もきれいで、看護も行き届いた済衆館病院へ行こう!」と患者さんに言っていただける病院になるにはどうすれば良いか−それは「患者さんにとってどうすることが良いのか」を常に考えて行動することに尽きると考えています。

 
 

最近は医療の現場でも「CS(Customer Satisfaction=顧客満足)」という言葉が盛んに使われるようになりました。病院でいう「顧客」とは患者さんのこと、つまり患者さんをお客様としておもてなしする、という考え方です。

病院内での「おもてなし」とは、デパートやホテルのそれとは少し違っているのかもしれません。
患者さんは病気や障害を持って辛い思いで病院へいらっしゃいます。そんな患者さんとの関わりの中で、患者さんの心をどれだけ穏やかに癒すことができたか、どれだけ安心して頂くことができたか、病院でのおもてなしではここが一番大切です。不安な気持ち、情けない気持ち、腹立たしい気持ち・・・様々な思いをそのまま受け入れ、患者さんとともに病気に立ち向かうことがどれほど大切か、現場で実際に患者さんに接する私達がCSのカギとなるのです。

 



そして(非常におこがましい表現ですが)「看護部長にできることは何か」「看護部長として必要なことは何か」を私なりにも常に考え、日々行動・実践を繰り返しています。済衆館病院では自分自身を成長させたいと努力している人を決して放っておいたりはしません。共に考え、実現する仲間がここにはいます。
あなたの新しいステージを済衆館病院で見つけてください。
 
(「看護に生きる (多羅尾 美智代 著)」より、文章を一部引用させていただきました。)